なぜ周りに理解してもらえないか。
というより、
なぜ周りは社内失業者を”理解できない”か。
努めて理解しようとしてくれても、難しい。
これは社内失業になってからというものずっと考えている課題でもある。
まず、普通に働いている人と比べると、余りにも状況が「真逆」すぎるんだよなあ。
普通の人 | 社内失業者 | |
仕事量 | 今の量で充分 | 欲しくてたまらないがない。 |
仕事が暇 | 「今日は楽でラッキー」 | 毎日なので鬱 |
充実度 | 「去年より仕事が効率よくなった」「知識が豊富になった」などの自己成長、「今日はお客さんに喜んでもらえた」「上司にほめられた」「昇給した」など他社から評価される喜び等々あるだろう。 | 仕事自体がないので褒められることがほとんどない。 |
人付き合い | コミュニケーションが大なり小なりある。チームワークでした仕事など同僚と喜びや苦しみを分かちあえる。一方で、わずらわしいこと、人間関係の悩みもあるので、会社に行きたくないと思うこともある。 | 仕事がないので人とかかわることがない。1日誰ともしゃべらず終わる日もある。忙しい社員からムシケラ呼ばわりに見られることもある。 |
誇り | 少なからず自分の仕事に誇りがある。 | なにもしてないので誇りをもてない。それどころか自分の仕事(なにもないこと)を恥に思っているので仕事の話題を避ける。 |
最大の違い | 会社に存在を求められている。 | 会社に存在を無視されている。 |
表にしてみたけどイマイチ社内失業者のダークな部分が見えないな(汗)
一般の仕事のある人が社内失業者を理解できないことを顕著に表すのが、
「楽でいいじゃん」って言葉なんだけど、
あ、例えると 釣りに似てるかも。
魚がそこそこ釣れる海や川で釣りをする。釣れる日も釣れない日もある。周りにほかの釣り人もいる。
仮にその状況がフツーに仕事がある人の状況としよう。
社内失業だったらどうかというと、
1匹も魚の釣れない場所で、1日中魚釣りをしないといけない。それも毎日。いつまでって期限もなく。たった一人で。
向かいの岸では魚がけっこう釣れているようだ。しかもなんか仲よさげに情報交換なんかしちゃってるみたい。
魚が釣れると、釣れた魚を売りにいかないといけなくて、それがけっこう大変らしい。みんな文句を言っている。
だけど1日なにも釣れないところでずっと一人・・・毎日・・・ 頭が変になりそう。自分はいったいここでなんのために、なにをしてるんだろう…。
向かいの岸に行こうとしたけど、今はスペースがないみたいで追い返された。
魚を売りに行くのももう3年くらい行ってない。道順も忘れてしまった…。これからどうしたらいいんだろう。
そんな感じです。
このたとえで一般の人が理解してくれるかなぁ。。。
なぜ理解されるのが難しいか、このほかにも考えていることがあるんだけど、ちょっとどっかいったので、また後日書こうと思います。
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