社内失業とは

 

社内失業の説明

 

会社内に居ながらにして仕事を失うこと。


1978年に流行語選ばれた「窓際族」は定年間近のサラリーマンのことを指していたのに対し「社内失業者」は伸び盛りの20代~30代前半の若者であることが多い。

(引用:はてなキーワードより)

 

社内ニート(オフィスニート)の説明

就学も労働も職業訓練もしない(できない)非労働者をニートと呼ぶが、これに対し、社内ニートとは社員としてその企業に在籍しながら、十分な仕事も与えられず、机に座って終日暇をつぶしているものをいう。オフィスニートともいう。
(引用:Wikipedia)

私の勝手なイメージですが、社内ニートは、社内失業の状況を受け入れ、むしろもう自らそうあろうとする状況の人を思います。

 

ボーアウトの説明

BOREOUT。職場に対しやりがいが見つからず、あまりにもつまらなくて、働く意欲等がなくなってしまう症状。社内ニート症候群ともいう。


バーンアウト症候群(燃え尽き症候群)とは対極に位置する。


入社したてのあの頃のやる気はどこかに消え去り、「こんなはずじゃなかった」「俺がやりたいのはこんな仕事なんかじゃない」という想いだけが虚しく脳内に響く。


(引用:はてなキーワードより)

 

やる気があるのに仕事がもらえない状態の会社員社内失業ほど悲惨なものはない。

 

 

社内失業は社会問題です。

最近つくづく思うのは、社内失業は個人の問題を含みつつも、同時に社会問題でもあるということです。

なぜか?

会社で孤立したり仕事が与えられない、というのは、本人1人が希望してそうなったのではないんです。
というか、まともな会社なら希望したって社内失業者にはなりえないでしょう。
企業は雇った社員に給料を払って”仕事”をさせそれにより会社を存続させていくという命題があるのですから。

こういうことが起こるのは、つまり、第三者が介在していて、社内失業が起こる状況を周りも一緒に作っているんです。

普通、なにもしていない社員をみたら、上司は叱るのが会社ってものでしょう。
でもなぜ社内失業者の上司は、叱るどころか、放置するのか?
信じられないという人もいるかもしれませんが第三者によって意図的にそういう状況が起こされている状況があるのです。
それに、これは日本中、いや世界中の企業で何万人の人が陥っている問題なのです。

社内失業は人格を崩壊させるくらいの破壊力を持っています。だから1人でも多くの人に社内失業を「問題」として認識してほしいと思います。

 

 

このブログ上で話に上がっている社内失業は、主に、若年労働者が 会社側からろくに教育もされない 野放し状態で社内失業化したケース、 雇用の不一致のケースの話をメインにしています。若い芽を潰すという意味で、一番なくすべきケースだと思っています。

困ったことに社内失業者は、社内で自分が社内失業中であることをおおっぴらに宣言できません。

社内失業でいることは想像を絶するほど居心地が悪いため、どうしても隠ぺいしたくなるのです。
セクハラを受けて困っているけど恥ずかしくて言い出せないOLとほぼ同じ構造です。
この部分(隠ぺい体質)だけは社内失業者個人の問題になってくるのですが、決して個人の行動のみで解決はできない問題であることも事実です。
社内失業者自身の努力と周りのサポートがあって初めて問題は解決に向かうと思います。

 

社内失業はひとことで語りつくせないし多様なケースがあるので、ブログ形式で日々綴っていきたいと思っています。