AKB大島優子の「卒業」を見習い偉い人が居場所を用意する方法について

社内失業著書で有名な増田不三雄さんのBLOGOS記事を拝見しました。

AKB大島優子の「卒業」を見習え 後進の芽を「潰す」職場もある―社内失業に堕ちた社員たち(2)
http://lite.blogos.com/article/78207/

まとめると、
不動の人気を誇るスターが居続けると下が育たないので”権威者の手によって”スターを卒業させた芸能界の例になぞらえて、
お局様やベテラン社員だけが生き続ける会社ではなく新人にも権威者が仕事を与えいかしたらいいよ。というお話。

本文中のまとめを引用しますと、

:入社したばかりの社員に対して、既存の業務も、権限も予算も渡せないなら、せめて偉い人が居場所だけでも用意すべき。
何も渡されない新人は、何もできず社内失業へと真っ逆さま。
ということです。

相変わらずの鋭い分析でなるほどな、と感心しておったわけですが、
実際に権威者がそういうことをしてくれても、

現場が権威者の意図に対応しない状況

というのが私の社内失業時には多々あったなと思い出したわけです。

そもそも

その権威者が現場をよくわかってなかったこと

も多く、権威者が私に用意してくれた居場所や仕事は結局

権威者の見てない現場レベルでことごとく潰されてしまいました。

私としては、『権威者から仰せつかった大事な仕事なんだ』、という大義名分と責任感をかかえつつ、いざ現場の上司、同僚からすればそれがとんでもなく検討違いな不要業務や邪魔と見なされ理解されなかったわけです。

なんであいつばかりに権威者が目をかけるの、えこひいきだ、という雰囲気なることさえあり、宙ぶらりんになってますます居場所がなくなってしまったのです。
そして実質的には誰の協力も得られず仕事はまともに進まず、おまけにもとからなにもないところに無理矢理つくったような仕事は結局芽をだせませんでした。
直属の上司がノーと言えばなにも結局進まぬ組織でしたので。

私自身の力不足をもちろん認めますし、こういったこともあり後々は権威者にとっても私は『せっかく機会を与えても芽をだしきらない新人』となってしまいました。
いま思えばもっと権威者の力を利用してぐいぐいいけばよかったのかな、という気もします。
当時はもっと気が弱く自信喪失気味で言い訳に埋もれてました。

この記事の主張自体には大賛成で、事実私は何度も複数のポジションの権威者、上司に対し、仕事と居場所を与えてもらえるよう働きかけ、それが社内失業を脱する有効手段と考えてきました。
中途入社後仕事を渡してくれないベテランには権威者の声を使うのが一番てっとり早いですし。
ただ、ひとつ注意するべき点は、

その権威者がどの程度現場の状況を分かっているのか、
というところだと思います。
私の場合、現場の状況を説明してもあまり正しく把握されなかったこともありうまくいきませんでした。
20-30代の若手が50-60代の世代を相手に、現場の昨今の事情を話しても『はいはい分かったから。とにかくなんか仕事つくれるよう指示だしとくからダイジョブダイジョブ』みたいなのりもあったのかも。。

もう少し現場に対する理解力と、実務レベルでのコントロールがマメに効く権威者がいて、相談にのってくれたり目をかけて下されば違ったのかもしれません。
私が社内失業した会社の大島優子たち(ベテラン)は権威者の手の届かない範囲で私の社内失業に影響を及ぼしていました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. agliculture より:

    お久しぶりです。

    言葉は悪いかもしれませんし、そういう言い方をするから「仕事とは自分で見つけるもの」なんて言われてしまうのかもしれませんが、基本的には「上司が仕事=居場所 を用意すべき」だと私も思います。仕事量の全体の総和が限られてくるとどうしたって年配者中心に動くことになってしまいますが、たとえそうであったとしても「上司が仕事=居場所 を用意すべき」ものだと私は思います。

    「新しいことをやってもらうために、○○さんを異動させて○○さんに貴方達の仕事をやってもらうようにします」とあからさまな建前を言ってのけられてから数年。もちろん新しいことなんてやるはずもありませんし、私の方から動いてもウンともスンともいわず逆に邪険に扱われればまだましですが…完全空気状態。「それは貴方の責任」的な感じ。

    こちらから業務改善案を出したりしたことが逆効果だった感は否めませんが、それ以前に「何も考えていない」人が上司として存在している環境だったとしか思えません。

    異動させてきた○○さんが退職されたことで、○○さんに引き継いでいた大半の業務が元に戻りました。「振出しに戻る」とまではいかなくても…元に近い形に戻りました。そんなことを知らない人達からは「忙しくなった?」と言われますが、正直に答えるようにしています「元に戻っただけですから、何も変わりません」と。

    問題は何も解決していない。そりゃ多少は状況に変化が出てきたことには変わりはないし、そのお蔭で多少なりともやる気も戻りつつあるんだからありがたいと思わなければならないんでしょうが…問題の解決ではなく、むしろ「ここから」なんじゃないだろうか。

    「上司が仕事=居場所 を用意すべき」考えのない人だからずっと苦しいままなんだと思います。

    暗に自己責任を求めているくせに、自己責任を果たそうとすると嫌な顔されても言われてもされても…困りますよ…

    権威者は状況なんてわかりませんよ、当事者にならない限り。そんなもんだと思います…

    • boreout より:

      aglicultureさん
      お久しぶりです。コメントありがとうございます。
      私お権威者が居場所を与える、用意するについては賛成ですよ。
      aglicultureさんの場合もですが少なからず権威を持っている上司たちが責任感なし、管理能力なし、事なかれ主義の問題無視だったりするからうまくいかないなぁ、、と。トップ権威者だけじゃなくて中間の権威者がもっとしっかりしてくれないと、社内失業者だけの力だけではどうにもならない部分ありますよね。
      たしかに権威者たちは状況がよくわかってないもんですね。説明した上でさえも… 
      社内失業のことが社会でもっと正しく理解されていけば、違うのかな、と思ったりもします。
      今はただの「ならず者」「役立たず」扱いで救われようがないです。

  2. 社内失業しそうになったが頑張った より:

    社会人30台として。
    管理者の立場として考えて見ましょう。新人を見て責任感もないし仕事を微妙な仕事を与えてもなんか、いわれたことしかやらず、態度もやる気を感じられないし、話しかけにくいし、無駄にプライド高いし・・・

    そんな人に仕事ふれません。そういう人に限ってプライドだけ高く、過去に「1週間でできます」といってずるずると納期を引き延ばして結果的に1ヶ月かかって「次は出来ます(`・ω・´)」事例も見てます。プライだけ高いと逆ギレされるのが恐くこちらとしてもそっとふれるぐらいしか出来ません。前科があると信用を取り戻すのに時間がかかりますし、やさぐれると逆効果です。

    言い換えると社内営業に失敗したと言うことになりますが私が言いたいのは「親しみやすさ」「信頼度」この辺がかけると雑用以外あまり任せる気力が起きずで生き残ることは不可能と思います。

    世代間ギャップとも言いますが多少こびうるスキルがないと仕事は長続きしません。

    過去は新卒を面倒見良く育てるのが当たり前。そんな時代は終わってます。うまく周りを誘導し自分に仕事に回ってくるよう地道にうまく仕向ける。難しいですが出来る人はそんな感じにやっていると思います。

    自分は出来る人なんだみたいな空想とと振られる仕事のギャップに不満がたまるからこそ悪循環に陥るのが社内失業と思いますが・・・

    • boreout より:

      社内失業しそうになったが頑張ったさんへ
      コメントありがとうございます。
      社内営業の必要性、仕事を得るテク、人としての接しやすさ等々よくわかります。
      確かに社内失業者にはそういう資質が不足していることが多いと思います。
      鶏が先か卵が先かの話になってしまいますが、最初はそうでなくても最終形としてそういうところに落ちてしまいがちです。
      私が先日書いたワル社内ニートの記事の通りです。
      当ブログをどこまで読んでいただいたかわかりませんが、私も一応最初の数か月社内営業やコミュニケーション頑張りましたよ。
      boreout.jpn.org/hell/post-561/
      頑張ってどうにか社内失業脱出できていればどんなに良かったかと思います。
      自分の力、経験として身につけ誇りにできるところまでいければよかったのですが
      思うようにいかず、力不足を痛感しました。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

*