やることが何もないのって なんだか恥ずかしくないですか??
居心地悪いし、かっこがつかない。
なんだろうこの感覚。
「暇恥」(いとまはじ)という単語をこの世に生んでみました。
日本人にはびこる、暇は恥ずべきことという考え方です。恥の文化。
ひまはじ、じゃなくて、いとまはじ、と呼ぶのは、なんとなく和風な感じがしてカッコいいかと。
新事業で和菓子屋でも作ってくれたら店長になって
甘味処「暇恥庵」 って名付けてほうじ茶と新作和菓子「暇秋」でも出したいわ。
たいして忙しくないくせに、
「あーーー忙しい忙しい」
「昨日も2時間しか寝てないんだよね~」
と、忙しい自慢をする方はいても
「あ~~暇だ暇だ、昨日も30分しか働いてないんだよね~」
と自慢する人はいなくて、そんな奴いたらただのイヤミなボンボンみたいです。
・・・
私、めったにないことだが、唐突に仕事が入ると、
たいした仕事じゃなくても 急ぎじゃなくても
あたかも忙しいかのように ふるまっている。
そうすることで、
「あの人は忙しい人」って周りに思われたいのかも。
実際、 私のことを忙しい社員だと勘違いしている人も少なからずいるぐらいだ。
変な意地ははらずに、
「私、暇なんです。」 としょっちゅう宣言しておけば、
いろいろな仕事がふってきて、それなりに暇なく働ける上、
人にも喜んでもらえたかもしれないのに。
どうして暇ってことが言えないんだろう???
今さら感がありありだからかなぁ
今さら「私、手がすいてるんですけど、することありませんか?」っていったら
「じゃぁ今まで何してたの??? なんか机に書類ひろげたくってやってたでしょ??」
って思われやしないかと。
日本人って「忙しい」ことが美徳になっているよね。
そんなに急いでどこへ行く日本人。私に仕事をわけて下さい。
最初のうちはけっこう「暇宣言」して雑用をもらっていたのだけど、
雑用にだって管轄区分があり、私が中途半端にやるよりは、担当者が責任もって
1~10まで面倒みたほうが効率がいい場合もある。むしろその場合のほうが多い。
だから上司も仕事をよこさない。
自己反省すると、必死に仕事を取ってこようとしなくなったのが今の自分の現状をもたらす要因の1つだった。
私の社内失業は、自己責任も大きい。
直属の上司にだけはすべてを打ち明けて相談したけど、
親身に聞くだけ聴いて行動には移さない。
他人だから仕方ないか。
その他の社員に対して自分が暇であることを、どうしても開示したくないのだ。ここ、変な意地。
ま、すでにバレてんのかもしれないけど。
社内失業初期の頃、解決を直属の上司だけにゆだねたのは今思えば間違いだった。
・・・
ところで
私が忙しいフリで忙しいときに、
もしかして、周りで働いてる他の連中も、ほんとはみんな「忙しいフリ」してんじゃないか?とふと思って、
観察していたことがある。
すると、本当は忙しいけど落ち着き払っている社員と、
たいして忙しい、急いでいるわけでもないのにやたらとそういうふうに装っている社員がいる、と思った。
本当は暇だけど忙しくしてるフリなのかどうかは見破れず。
暇恥仲間が欲しいけど、みんなそれなりに隠してるから、リアル世界では難しそう。
どっかに社内失業のコミュニティないかな~~~。
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