会社に勤めていてずっと疑問に思っていたこと
「なんでみんな仕事にがんじがらめなんだろう?」
を分かり易く説明した記事を見つけました。日本企業で勤めた経験のある外国人の見解をまとめたものだそうです。
社内失業者からの視点・見解を交えて紹介したいと思います。
引用元:なぜ日本人は仕事の犠牲になってしまうのか?外国人からみた5つの問題点
理由その1.
愛社精神
「たとえ生産性のない仕事であっても愛社スピリットを見せるために残業で働かざるを得ない。僕の会社ではデスクで寝ている社員も多かったけど、これは“仕事で疲れています”アピールをするためだと言う同僚もいて驚いた。」
いますね。いすぎますよこれ。こういうスピリットがあるので残業どころか仕事のない社内失業者は居場所がないです。また、特別残業する必要がないからと定時に帰っていたら「あいつは愛社精神がない」とか言われて仕事を干された、という話もあります。
理由その2.
仕事の効率が悪い。
日本人は自分から進んで残業している。本当に早く帰りたいなら、だらだらとエクセルしたり、意味のない会議に出席しなければいいんだよ。
日本社会って仕事の始まり時間には厳しいのに終わり時間は気にせず、ってところ多いですよね。いまだに残業がいいことのように感じている人も多いです。
仕事の効率が上がった途端に業務が減って社内失業する人もいますけどww 私ww
→ 業務システム改善で社内失業なったったw
理由その3.
ていうかそもそも“残業”していない(!)
そもそも長い時間“働いている”のではなく、“会社に残っている”だけだ。日本人はだらだらと仕事して時間を無駄にしている、だから職場に何時間もいなくちゃいけないんだ。
会社に残っているだけで仕事してると思ってもらえる人、多いです。なんなんでしょう。
社内失業者のラベルがついてからは仕事してても仕事してないと思われるってのに(涙)
理由その4.
人生の楽しみ方を知らない。
日本人がこんなにも働く原因の一つは仕事以外の人生を知らないからだと思う。日本人は子どものころから学校と部活と塾に明け暮れた毎日を送ってきているから、暇な時間に何をしていいのかわからないのではないだろうか。
働くことが自分が生きている証し、認められるための方法、そう思ってしまう原因もこれだと思います。
理由その5.
怖れ
日本人は残業しているからと言って、人一倍多く働いているというわけではない。結局、みんな各々が“恐れ”ているんだと思う。
日本の不景気と仕事を失う恐れが深く関係しているように思う。それに日本は”ステーショナリーカルチャー(静置培養)”の国。個人の人生は職業によって定義されるため、家族や趣味、個人的な目標などはあまり重要視されない。
怖れ。あると思う。現に私もいろいろ怖れていた。
もし○○になったらどうしよう、もし○○部長に嫌われたらどうしよう、もし・・もし・・もし・・・
社内失業になった始めの頃も怖れで押しつぶされそうだった。このままの状態が続いたら私はどうなるんだろうって。結果、別にどうもなってないしいろいろ不遇もあったけどどうにかなってきた。会社の中で底辺まで落ちたこともあったけど給料も変わらずもらえてるし、私の場合退職推奨が直接目的の社内失業ではなかったので今思えばなにを恐れることがあっただろうか。もッと前から果敢にいろんなことに挑めばよかったと思っている。
特に愛社精神と仕事効率論と残業については、わたしの考え方は古い日本企業には合致しないと思う。
別に大声で異を唱えたわけでもないしそこそこ合せてきたときもあったけど、やっぱり考え、価値観はあわないな。そういうのも社内失業した原因の一つかもしれない。
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