社内失業中、まわりの人からの同情の目、無関係ぶる目、見て見ぬふりの目、透明人間のように目に写してくれさえしない目、どれもが私にとって辱しめだった。
社内の、私の事情をしる人の目は、いつもどことなく怪訝そうな目をしていて、仕事における関わりあいを持ちたくなさそうにみえた。小学生の頃、転校先でまだ友達が出来ず一人で理科教室に行ったときを思い出した。よそ者。もう入社して1年以上たつのにこの人たちは私をよそ者扱いのような目で見るんだ、と寂しくなった。私よりあとから入ってきた人でさえ。
時々社外の私の事情を知らない人にあうと、きちんとこちらの目を見据えて対等に話してくれる様子に涙がでそうになった。
人からの目を気にする性格ではなかったけど、会社では気がつけば人の目ばかりを考えていた。そんな自分がカッコ悪くて恥ずかしくて、人の目なんか気にしてないふりをした。
仕事がなくて困っている、恥ずかしい、
ハッキリとそんな顔をしてデスクに座っていたらなんだか小学生の子供が先生に救いを求めてるみたいで大人げないような気がしてた。自分の問題くらい自分で解決しますよ、お構い無く。いつしかそんな風にすました顔をするようになっていたかもしれない。
顔の表と、心の中とのギャップはどんどんひろがり、いきづらくなっていた。
今、私に変な目を向けてくる人はいない。みんな、曇りのない目で、目をあわせて話してくれる。ただそれだけでも感謝できる、そんな日々が気持ちいい。
お久しぶりです。お元気そうでなによりです。私の方は相変わらずですが、以前よりはだいぶ気持ちは楽になれるようはなってきました。昨年末までに比べれば、平日日中の大半の時間に余計な事を「そんなには」考えないようになれたからかもしれません。業務内容が数年前と同じものに戻った事+自分にプラスになることだけは「率先して」やるようにしています。それでも、持て余す時間の方が多いですが。今回の記事を読んで思うところありコメントを残させてください。
転校生状態…その通りですよね。なんだか自分だけよそ者のまま…な感じで。人の目も気になりますよね…自分だけ何もしていないと。転校先ではもう世界観が出来上がっていてその中に入り込んでいくためには、積極的な姿勢を示すことが必要。けれど、その転校先の人間が最初からそれを拒んでいればどうなるのか。何も考えていなければどうなるのか。
ぼっちのままでいつまで経っても馴染めないまま…でも「あいつ変わり者だしな」と転校先の生徒たちは転校生を捉えている。あくまで基準は自分達であって、そこの基準に追いついてこない方が悪いと考えている…考えていればまだ可能性はありますけどね。なーんにも考えていなくて、感情だけで走っているならば…
10年以上いるけれども、いまだにそんな感じで、10年以上いても目線を交わして会話をしたのって多分1か月にも満たない…そんな関係性です上司とは(相手が目線を交わそうとしない)歪な人間関係、管理系という特殊な場所…原因はいろいろとあるけれども、こうしたところが(転校生云々、目線を交わさない云々)自分が社内失業状態に陥った原因なのかな…
平日日中の大半の時間をこんな感じで過ごすのはほんと不健全だなって思います。目線を合わせてくれないのって、理由はなんであれ…気分のいいものじゃないですよ…ほんと…毎日毎日…憂鬱です。状況は若干改善されたけれども、周囲の人間にこうしたタイプの人が多いため…むしろ悪化しているのかもしれません。
弧喪男さん
おひさしぶりです。返信遅くなりすみません。
目を合わせてもらえないのはほんとつらいですよね。ま、相手も多少は弧喪男さんに対し罪悪感がある裏返しのように思います。転校生の受け入れを促す先生みたいな人がいればまだいいんでしょうけどね。社内失業って人間関係も大きく影響しますよね。組織的不条理と人間関係のつれなさが合わさると抜け出すのは至難の業でしょう…