社内失業を辞めて数年今だから語れること。当時任されていたウェブサイト管理のこと。

心の整理もかねて当時のことを思い出すままに書いていきます。
ばばばーっと書くので話が前後していたり当初書いていたことと矛盾することもあるかもしれません。
もう数年前のことなので記憶がおかしかったり、当時は会社に身バレ防止のためにちょっと仕事内容を変えていることもあったので。
もう今さら身バレもくそもないのでいろいろ語ります。

前記事にも書きましたが当時私は会社のウェブサイト管理を任せれていたんですよ。
専務から。
やらせることないし、とりあえず「リニューアルして」と頼まれました。
私、そんなのやったことありませんでした。が、仕事ないし、せっかくもらったし、頑張ろうと思いました。

リニューアルコンセプトとかゼロで、とにかく「なんでもいいからなんかやっとけ」というだけ。
内容は一字一句違わず同じでいいと。なんのため?とかどうしたい?とかじゃなく、ただ、なんかやったという既成事実の作成。
それでも、
当時のわたし(入社間もないころ)、意欲があったんで、
どうせリニューアルするなら、もっと良いサイトにしたい、
新たなコンテンツも入れて、企業として注目されるようなものにしたい、
と思いました。

社内取材して、新しいコンテンツいれようとしても、文責でモメたり、
意欲ある協力的な社員が出してくれた案を、その上司が「めんどうは避けたい」的な理由でつぶしたり。
ネットに情報を公開することのデメリットを語りまくるおじさんがいたり。
まー要は保守的な会社だった。
全体的には業務が忙しい人ばかりで、厄介ごとを背負いたくないという風潮と、
田舎の古風な企業で「ネットに対する漠然とした不安」を持っている人も多かった。
当時も今も私にはまったく理解できない考え方ですが大きな声ではむかえませんでした。
そこで漫画の主人公みたいにみんなの意識を変える演説でもできたら良かったのかな。

そもそもなんでリニューアルする必要があるの?という原点を問いただしてくる人もいて、
「そんなの私がききたいよ・・・」と思いつつ、
自分にできることはこの会社のサイトをよくすることだ、と信じて頑張った。
サイトの見た目のデザインについては、社内にあるデザインの部署の元ウェブ担当者から文句が入りこれは何度もやり直しで時間がかかりました。このおじさんがやっかいで、自分の仕事を私に奪い取られたと勘違いしていて、陰湿ネチネチとした仕事の妨害行為を受けた。

自分としてはいろいろ頑張ったけど
残念ながら結局いいものにはならなかったと思う。
リニューアルした会社のサイトは、私がいた間はなにかにつけネタを見つけて新着情報をUPしていましたが、私が辞めてからの更新は途絶えていました。最近誰かがやり直して一部きれいになったのを見て2月にめっちゃ落ち込んだけども、コンテンツ面ではやはりやる気全然なかったwww

当時、サイト作る技術もなければ、知識もないド素人のところから始まっていて、とにかく勉強しまくったけど、素晴らしいリニューアルをするには至れなかったのは、所詮わたしが凡人なんです。(今このときの努力が今になって自分の収入に結びついているので、無駄な努力にはならなかったが)

さらに恥ずかしい話を晒しますと、
外注のウェブサイト制作会社にサイトの大枠を作成してもらったんだけど、
なんとこの会社がおかしな会社でした。
この会社を選んだのは私と私の直属の上司です。
納品されたワードプレスのウェブサイトが不具合だらけ。
期日に収められたものが不具合だらけなので相当もめた。
社内失業している私のエサとしてやらせたリニューアルなのでもちろん予算はわずか。業者を選ぶときは一番安いとこ、交渉の際もかなり値切ったので相手としても不具合だろうがなんだろうがさっさと終わらせたい仕事だったんでしょう。
今思えばド素人の私が担当者で、相手も大変だったと思う。不具合品を納品されたので、支払いをしぶっているとあっという間に裁判起こされました。
私はその相手企業の社長から何度も罵声も浴びせられ、プライバシー侵害的な事件もあり、相当な精神的ダメージをくらいました。当時、死にたいと思っていました。
私の所属していた会社からしてみたら、社内失業者にやらせることないから適当にやらせた仕事で、まさかの裁判、訴訟。なんてやっかいな!ですよね。もう本当に肩身が狭くて、毎日行きも帰りも一人のときは泣いてました。せめてもの償いにと、サイトの不具合部分を自分で調べてどうにか修復したりと、夜中も休日も会社にいました。その当時は、修復作業とか「やる作業」はあったんだけど、それはまっとうな仕事ではなくて、自分のしりぬぐいなので、社内失業という肩書は自分の中で変わらず。お金を産み出さない無のことしかしていないと、恥ずかしかった。1ヵ月くらいそんな期間があったものの、それ以外の在籍期間はほとんど仕事なかったですからやはり社内失業者ですよね。変な会社にあたって訴訟起こされて私の信用もがた落ちだし、こうしてどんどんドツボに落ちて行った。
会社の中で私の責任をとがめる声もなく、始末書も欠かされず、相手の企業を責める声が多く、慰められたのは幸いでしたが、普通に考えて私の責任だったと思う。裏ではいろいろ言われていたのかも。
ほどなくしてサイトのリニューアルがとりあえずひと段落し、裁判沙汰もなんとか解決し落ち着きました。それからはサイトの管理といっても特段することもなく。

直属の上司はじめ、サイトリニューアルのときに関わった協力的な人の助けもあり、ちまちまと仕事を得られることがあったので、ずるずるとその後も数年働かせていただきました。
サイト管理や、社内のメールアカウント管理、サーバー管理などはその後滞りなく、たまに偶発的な機械的トラブルが起こってもうまく処理していくことができました。私に任された唯一まともな仕事の1つでした。トラブル時は1日忙しいときもあったけど、そんなこと滅多に起こらないし、この仕事にかかる時間は1日10分くらいでした。最後のあたりはだいぶ信頼されていたと自負ww
トラブルが落ち着いてからはずっと暇だったので、サーバーの研究をしたり、自分で1からウェブサイトを作ってみたりしていました。暇つぶしとはいえ、初期はそれがなにか会社のためになれば、と思ってやっていましたが、結果的には今私個人のためになって収入を生み出しています。

ええっとね、こうして読み返すと
なんだ、boreoutって裁判沙汰とか問題起こしたから干されて社内失業したんじゃんって見えますが、
問題起きる前も後もまぎれもなくずっと社内失業でした!!\(^^)/
この出来事が社内失業が続いた理由の1つになっている、と言われれば否定はまったくできませんが。

不運が不運を招いて、疫病神みたいな陰気なオーラを放つ社内失業者だったことだけは間違いない。

ついでに書くと、当時訴訟起こしてきた会社の社長にはいまだに沸き起こる怒りがある一方で、私の至らなさで丸く収まらずトラブルになってしまった申し訳なさも同時に感じるという複雑な心境です。あーでもやっぱイライラするわ!!!早くつぶれろ!!!!www

うまくまとまらず、言葉足らずだし、私がダメな部分さらけ出したので、批判もあるかもしれませんが、自分がすっきりするために書きました。

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